妊娠中に風邪を引いてしまったら、胎児にどう影響するのか?
妊娠をすると、身体の免疫力が低下することがあるため、
注意をしていても風邪をひいてしまうことがあります。
軽い程度の風邪であれば、くしゃみや鼻詰まり、微熱程度ですむことが
多いので、2、3日ぐらいで治ることが多いです。
ビタミンCなどを豊富に含んでいる栄養価の高い食品を食べるようにしたり、
十分な睡眠を取るようにしましょう。
風邪のウイルスが胎盤を通って、胎児に影響を与えるということはないので、
軽い風邪の場合は特に問題はありません。
うっかりと、妊娠中に風邪をひいてしまったら、室内を乾燥させないように
加湿器を使用したり、外出を控えるようにして、十分に休息を取ることが
大切です。
無理をして、家事をすると悪化してしまう場合があるので、
無理のない程度に行うようにして下さい。
軽い程度であれば問題がありませんが、悪化をさせてしまうと、
咳やたん、38度以上の発熱などが見られる場合があります。
もしも、悪化してしまったら、放置をせずに信頼できる病院に通院をすることが
大切です。妊娠中は、なるべく薬を服用しないほうが良いですが、
症状によっては薬の処方が必要になる場合があります。
通院をしている産婦人科などでは、漢方薬などの胎児に影響の少ない
薬を処方してもらえるので、しばらく服用することが大切です。
産婦人科で処方される薬は、安全性が高いので、胎児にはほとんど
悪影響はありません。妊娠中は、インフルエンザなどが流行をしている時期は、
人ごみなどを避けるようにして外出を控えるようにしましょう。
通常の風邪の場合は、安静を心掛けることで、改善することが多いため、
あまり神経質にならないようにしましょう。
どうしても外出しなければならない時は、マスクなどを着用するようにしたり、
手洗いやうがいをこまめに行うようにして下さい。
軽い程度の症状の場合は、入浴をすることが出来るので、ゆっくりと入浴をして
体を温めるようにして下さい。妊娠初期は、胎児が成長する時期なので、
健康管理には十分気を付けることが大切です。
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