マットレスに広がる黄ばみ。
その正体は、毎晩かく寝汗に含まれる皮脂や塩分が酸化して定着した「汗ジミ」です。
ウタマロ石鹸やウタマロクリーナーなど、身近な洗剤で何とかできないかな?と考える方は多いです。
でも、黄ばみが広範囲に及んでいる場合、それはマットレス内部の「衛生状態の限界」を示すサインでもあります。
この記事では、
- ウタマロを使った黄ばみ掃除の「正しい手順」
- プロのクリーニングで解決すべき黄ばみ
- 黄ばみを機に「新品に買い替えるべき」最終判断ライン
これらを解説します。
自力でできる限界を知り、内部の衛生問題を根本から解決しましょう。
目次
マットレスの黄ばみはウタマロで落ちるのか?自力で行うルールと手順
マットレスの黄ばみをウタマロを使って自分で落とす場合は、やってはいけない3つのルールと正しい手順があります。
掃除をする前にぜひ参考にしてください。
マットレスの黄ばみにウタマロを使う際の「絶対ルール」
ウタマロで黄ばみ除去を試みる際の、最も重要な 3つの鉄則です。
| 鉄則 | なぜ重要なのか |
| 濡らさない | 水分はカビの原因。洗浄は「叩き拭き」で水分を最小限に。 |
| 擦らない | シミを広げたり、マットレスの側生地を傷めたりする原因に。 |
| 残さない | 洗剤成分が残ると、それが新たな黄ばみやカビの栄養源になる。 |
この3つは絶対守ったうえで、正しい落とし方を見ていきましょう。
ウタマロを使った黄ばみ除去の正しい手順
次は、ウタマロを使った黄ばみ除去の正しい手順をご紹介します。
- シミ抜き液の準備: ウタマロ石鹸(またはウタマロクリーナー)を少量のお湯で薄め、スポンジなどに含ませます。
- 叩き拭き: シミ部分に泡を軽く乗せ、優しく叩き出すように汚れをタオルに転写させます。
- 洗剤の除去(最重要): 水で固く絞った清潔なタオルで、洗剤成分と水分を徹底的に叩き取るように吸い取ります。
- 徹底乾燥: 窓を開けた換気、エアコンの除湿、または布団乾燥機(送風)で、シミ部分を完全に乾燥させます。
【最終判断】クリーニングで解決すべきか、新品に買い替えるべきか
黄ばみが表面に出ているということは、内部の衛生状態は悪化しています。
以下の判断ラインを参考に、最適な解決策を選びましょう。
【新品への買い替え推奨ライン】使用年数 8年以上 + 臭いが取れない
マットレスの平均寿命は 7〜10年です。
使用年数が長く、かつ黄ばみ部分から独特の臭い(アンモニア臭、加齢臭)がする場合は、内部に大量の汗成分が堆積し、雑菌が深く繁殖している可能性が高いです。
クリーニングで一時的に臭いが消えても、すぐに再発するリスクが高いため、新品への買い替えを推奨します。
【プロのクリーニング推奨ライン】黄ばみが広範囲だが臭いは強くない
- 黄ばみが広範囲(手のひら以上)に広がっているが、使用年数が比較的浅い
- 臭いがそこまで強くない
こんな場合は、プロによる専用の吸引洗浄で、改善する可能性が高いです。
黄ばみの原因物質と内部の雑菌を根こそぎ除去し、衛生的にリセットしてもらいましょう。
マットレスのクリーニングについては、くらしのマーケットで業者を探すのがおすすめです。
以下で詳しく解説していますので、参考にしてください。
マットレスのクリーニングは「くらしのマーケット」一択!安くて失敗しないプロの選び方
【自力で諦めるライン】黄ばみ部分がゴワゴワと固くなっている
黄ばみ部分がゴワゴワと固くなっているのは、汗の成分が結晶化し、繊維に強く付着している証拠です。
ウタマロでは歯が立たないため、この段階でプロに依頼しましょう。
マットレスの黄ばみはウタマロで落ちる?まとめ
マットレスの黄ばみは、単なるシミではなく、あなたの健康と寿命に関わるサインです。
自己処理に限界を感じたら、プロのサービス、または新品への買い替えを検討しましょう。
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