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自律神経の乱れが代謝を下げる

閉経後に太る原因
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更年期に入り、どんどん体重が増えていくのには、自律神経の乱れも関係しています。

自律神経とは?
相反する二つの神経(交感神経・副交感神経)からできている末梢神経の一つです。体のほとんどの器官を支配しています。
呼吸、消化、体温、代謝、ホルモン分泌、排泄など、私たちが意識していなくても、絶えず体を動かし健康を維持してくれています。

更年期は女性ホルモンが徐々に減っていくことはすでにお話ししましたが、その影響は自律神経にまで及びます。

女性ホルモンの減少が自律神経を狂わせる

更年期に女性ホルモンの分泌が減るのは、卵巣の働きが徐々に低下するからです。

女性ホルモンは脳の中の「視床下部(ししょうかぶ)」と言う部分から分泌を促す指令が出ますが、この視床下部は卵巣の働きが衰えていることに気づくことができません。

そのため、

視床下部は分泌の指令を卵巣にどんどん出す→卵巣は指令に答えられない

この流れを繰り返していると、視床下部そのものが混乱して働きが低下します。

代謝を調節する自律神経は、この視床下部がコントロールしているため、自律神経も同じように狂っていきからだに影響が出始めるのです。

自律神経が狂うと起こる2つの体の変化

自律神経の代謝に関する働きには、主に以下の2つがあります。

  • 脂肪が増えだすと食欲をおさえるレプチンと言うホルモンを出す
  • レプチンに刺激された交感神経が脂肪の燃焼を促すホルモンを出す

つまり、自律神経がうまく働いていないと、この二つが機能しなくなり、

  • 食欲は増えていく
  • 脂肪は燃焼しなくなる

と言う悪循環のループに入ってしまいます。

更年期の女性は、女性ホルモンの分泌が減ることで、体のいろいろなところに影響が出て、太りやすい条件がそろってしまうのですね。

ゆのん
ゆのん

更年期の女性は対策をしないと、このままどんどん太る可能性があります。

更年期の女性がどんどん太ってしまう原因をまとめると、

  • 女性ホルモンの変化
  • 筋肉と基礎代謝の低下
  • 自律神経の乱れ

この3つです。

痩せるためにはこの3つに対処する必要があります。

次のページでは、具体的にどんな対策をしていけばいいのか?

詳しく説明していますのでご覧ください。

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