自律神経は、代謝に関わるため更年期のダイエットに重要な役割があります。
でも、自律神経は目に見えないので、なかなか意識できないですよね。
更年期に太りやすくなるだけじゃなく、ほてりやイライラにも自律神経が関係します。
毎日の生活の中で、自立神経を意識して整えていくと、痩せやすくなり体も楽になります。
ここでは、毎日の生活にすぐに取り入れられる自律神経を整えるコツを紹介します。試してみてください。
自律神経を整える5つのコツ
すぐに取り入れられるものから、どんどん試してみてください。
- 爪の周りをもむ
- 朝日を浴びる
- 身体を温める
- 睡眠をしっかりとる
- 運動をする
爪の周りをもむ
爪の生え際あたりには、「井穴(せいけつ)」というツボがあり、ここを押すことで自律神経が整います。(〇部分が井穴です)
簡単にいつでもどこでもできるので、ぜひ試してみてください。
やり方は、両手の爪の生え際あたりを10秒間もむように押すだけ。
東洋医学では「爪もみ」よ呼ばれる健康法です
ただし、薬指は交感神経を刺激して眠気が覚めることもあるので、寝る前はもまないほうが良いです。
朝日を浴びる
朝起きた時、カーテンを開けて日の光を浴びると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが活性化されます。
このセロトニンには自律神経を整える働きがあります。
また、寝ているときは副交感神経が優位でリラックスした状態ですが、日を浴びると交感神経が優位になり、活動のスイッチが入ります。
セロトニンを分泌させるためには、2500ルクス以上の明るさの光を浴びることが必要で、晴れていれば部屋の中でも2500ルクスの光を浴びれます。
ただ、曇りや雨の日は部屋の中だと光が十分ではありません。
もし可能なら屋外で1時間以上過ごせるとセロトニンが分泌されます。
身体を温める
からだを温めると血流が良くなり、副交感神経が優位になるのでリラックス状態になります。
一番良いのは、ぬるめのお風呂(40℃程度)に入ることです。
熱いお風呂だと逆に交感神経が活発になり、からだが覚醒してしまいますので、寝る前はぬるい方が良いです。
また、お風呂に入る時間がない時や疲れているときは、首を温めるのも効果的です。
首には自律神経が集中しているので、温めることで副交感神経を優位にでき、からだをリラックス状態にもっていけます。
レンジでチンするカイロを利用すると、簡単に首を温められますよ。
私はこんなのを使ってます。これは肩用ですが首の付け根にも使えます。
また、カイロがない時はマフラーを首に巻くのもおすすめです。
睡眠をしっかりとる
睡眠はダイエットととても深い関係があります。
睡眠時間が短いと、
と言うことが分かっています。
つまり、あまりに睡眠時間が短いと食欲が増して太りやすくなるのです。
50代に必要と言われる睡眠時間はおよそ6~6.5時間。
ですから、一般的に睡眠時間が6時間より少ないと短いと言うことになります。
ただ、どれくらいの睡眠時間が必要なのかは個人差があり、同じ睡眠時間でも十分な人も足りない人もいます。
自分の睡眠時間が足りているかどうかは、
と言うのを一つの目安にしてみてください。
*お昼ごはんの後にふんわりと眠くなるのは、血糖値が上昇したことで、からだの覚醒を促す「オレキシン」と言う物質が低下することで起こります。
自律神経を整えるためには、昼間に強い眠気があるかをチェックして、もし足りてないと感じたら睡眠時間の見直しをしてくださいね。
運動をする
運動をすると交感神経が優位になり、血管が収縮します。運動が終わると血管が広がり血流が良くなります。
この血管の収縮と広がりが自律神経にメリハリを与え、交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれます。
また、運動は自律神経を整えるセロトニンの分泌にもつながります。
ダイエットに繋がる運動は、こちらのページで紹介していますので、自律神経を整えながらスリムな体を目指してください。
自律神経は毎日の生活でコツコツ整えよう
自律神経を整える生活は特に難しくはないのですが、習慣になるまで意識して続けていく必要があります。
また私はこれと同時に、女性ホルモンの代わりをしてくれるエクオールを欠かせず摂取しています。
自律神経の乱れは女性ホルモンの減少が原因なので、エクオールを摂ると整いやすくなるためです。
エクオールが更年期のダイエットにどう役立つのか、詳しくはこちらで解説しています。
コメント