最近、体重がどんどん増えだして・・・
今まで履けたズボンがきつくなったりして焦るよね💦
更年期の女性のからだは、女性ホルモンの分泌量が低下することで太りやすくなります。
40代を過ぎたあたりから徐々に体重が増え始め、閉経後は一気に体重が増えることも珍しくありません。
ダイエットを始めるなら、女性ホルモンの減少がからだにどんな影響があるのか知っておいて損はないです。
あなたのからだの中に起きている、女性ホルモンを変化を詳しく解説していきますね。
目次
女性ホルモンの変化が太りやすく体を作る
更年期をむかえた女性のからだは、徐々に卵巣の機能が低下していき、卵胞から分泌される女性ホルモンの量も少しずつ減っていきます。
女性ホルモンのエストロゲンには、
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- コレステロールの値を正常化する
- 内臓脂肪が蓄積されるのを防ぐ
- 食欲を抑制するホルモンを促進する
など、食欲や脂肪の代謝に関係する働きがあります。
更年期にエストロゲンがが減ってしまうと、この3つの働きが悪くなりどうしても太りやすくなってしまうのです。
閉経すると女性ホルモンは分泌されなくなる?
閉経すると卵巣は働く必要がなくなり、女性ホルモンも分泌されなくなります。
生理が終わると「女性じゃなくなった」と表現されることが多いのはそのためです。
でも、女性ホルモンは生きていく上でとても大切なもの。
そう簡単に無くなるわけではありません。
女性のからだはとても良くできていて、閉経後は卵巣ではない場所で女性ホルモンが作られるようになります。
内臓脂肪が女性ホルモンの分泌に関係している
閉経して卵巣から女性ホルモンが作られなくなると、副腎と言う臓器から分泌される男性ホルモン(アンドロゲン)が、女性ホルモンのエストロゲンに転換され分泌されます。
↓
女性ホルモン(エストロゲン)
この時転換に関係しているのが、脂肪細胞の中にあるアロマターゼという酵素です。
閉経後の女性は脂肪のおかげで女性ホルモンが作られるなんて驚きですね。
でも残念ながら、脂肪細胞から作られるエストロゲンの生成量はかなり少ないんです。
そのため、エストロゲンが足りないことで太りやすい条件がそろってしまいます。
エストロゲンが足りないと太りやすくなる理由
内臓脂肪を溜め込もうとする酵素を抑え込めない
女性ホルモンのエストロゲンには、からだの中に内臓脂肪を溜め込もうとする「アルデヒド脱水素酵素」と言う酵素を抑える働きがあります。
更年期になりエストロゲンの分泌が減ると、この酵素を抑えるのが難しくなり、今までより内臓脂肪を溜め込みやすくなるのです。
食欲を抑える機能が低下する
私たちの脂肪細胞からは、レプチンという「食欲をコントロール」するホルモンが分泌されています。
このレプチンが、脳の満腹中枢を刺激することで食欲を抑えているのです。同時に、エネルギーの消費もうながしてくれています。
女性ホルモンのエストロゲンは、このレプチンの分泌を促進する働きがあり、閉経後はその働きが無くなりレプチンが減ることで、食欲がぐっと増えたり間食を我慢できなくなります。
女性ホルモンが減ってしまうことで、どんどん太りやすいからだに変化していくことがお判りいただけると思います。
更年期の女性が痩せるには、女性ホルモンが減ったからだに対処していくことが大切なんですね。
女性ホルモンの減少に役立つエクオール
女性ホルモンが減ってしまったことで、50代のあなたが太りやすいからだになってしまったことはお判りいただけたと思います。
私もこの事実を知った時は、結構衝撃でした。
「減っていくのはどうにもならないじゃん・・・」て。
以前は、更年期に女性ホルモンを補うには、大豆イソフラボンがいいと言われていましたが、実は大豆食品を摂っても全然意味がないこともあります。
それは、大豆食品から腸の中でエクオールと言う物質に変わらないと、女性ホルモンと似た働きはしてくれないからです。
私はエクオールの摂取は50代の更年期ダイエットに欠かせないと思っていて、実際に結果も出ています。
あなたの、更年期ダイエットにエクオールがどんな影響を与えるのか知りたい方は、以下で詳しく解説しています。
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